★ピッツバーグ市について★
　ピッツバーグ市は、アメリカ合衆国北東部に位置するペンシルベニア州にあり、州内第２の中心都市です。人口は約４０万人、面積は１４２ｋ�uで、市内でアルゲーニー川とマノンガヘラ川が合流し、オハイオ川となり、ダウンタウンは、その三角州を中心に形成されています。
　かつてピッツバーグ市は、「鉄鋼のまち」として世界に名をはせ、重工業の中心地となりましたが、煙害と洪水にも見舞われました。
　そこで第２次世界大戦後、官民協力体制のもと市を立て直すため「ルネッサンス計画」が実施され、１０年もしないうちにピッツバーグ市は見事に再生しました。市の中心にある三角州は、公園と高層ビルが見事に調和し、「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれ、この再生の象徴となっています。
　現在の主な産業は、サービス業、ハイテク関連産業、医療関連産業で、カーネギー・メロン大学やピッツバーグ大学など２８の大学がある学園都市でもあります。
　一方、ピッツバーグ市は、文化・芸術の分野でも全米有数の都市で、ピッツバーグ交響楽団やピッツバーグ・バレー・シアターは世界的に活躍しています。
　スポーツも盛んで、パイレーツ（野球）、スティーラーズ（アメリカン・フットボール）、ペンギンズ（アイス・ホッケー）の３つのプロチームが活躍しています。
　本市とは教育交流を中心に結びつきを深め、１９９８（平成１０）年５月に姉妹都市提携を結び、１９９９（平成１１）年から市民文化使節団の相互派遣を行っています。

★リッチモンド市について★
　首都ワシントンＤ.Ｃ.から南に約１６０キロメートルに位置し、ジェームズ川に沿ったバージニア州の州都です。
　面積は約１６０ｋ�u、人口は約２０万人で、年間を通じて程よい降雨があり、温暖な気候です。市内には現代美術館やフランス印象派などのコレクションで有名なバージニア美術館、プラネタリウムを備えたバージニア科学博物館など、数多くの文化施設があります。また、バージニア州立大学やリッチモンド大学、バージニア医科大学など文教施設も整い、ジェームス川のクルージングも人気を得ています。さらに市の中心部には、トーマス・ジェファーソン設計の州議会議事堂もあります。
　リッチモンドの起源は、１７世紀半ばにさかのぼり、当時イギリスの支配下にあったバージニア州で、煙草を中心とした内陸経済の市場が開設されたのが始まりです。１７７９年には、バージニア州の州都が置かれ、１８６１年には南部同盟の首都も置かれ今日の発展の基礎を築きました。近年には南部の重要な金融センターも開設され、全米５００大企業のうち、１４社が本社を置くに至っています。
　本市との姉妹都市交流は、１９９４（平成６）年６月に姉妹都市提携を結び、少年野球チームの派遣を初め、市民相互の活発な交流が繰り広げられています。