第2日目 10月11日(金) @
ピッツバーグ大学 メディカルセンター・ヘルス・システムの概要説明
|
UPMC(ピッツバーグ大学メディカルヘルスセンター) 09:00〜11:30
鉄鋼業で栄え公害に悩まされた街も今では最先端の医療機器(人工臓器)開発に力を入れている
広報担当で準副学長ジョージ・フェッチャー氏と名刺交換をする樋爪龍太郎氏
経済ミッションメンバー (右2人目は大宮商工会議所会頭樋爪龍太郎氏)
今後、研究者・科学者が身に付けなければならないことは、コミュニケーションスキルである
大学は知識を教え学ぶ場であり、研究によって利益を生み出していくのは苦手であります
研究は大学で行い、商業化は民間の企業で行う〜サイエンスモールを作り出そうとしている
研究者とビジネスマンが手を組み地元のバイオ産業に投資〜今後10年で5億ドルにまで伸ばす
マクガバンの技術を基に、企業として商業化していく取組であり、日本からの投資もお願いしたい
バイオ産業成功の秘訣はコミュニケーション
@細胞間でのコミニ Aドクターと医療関係者のコミニ B医療者と政府のコミニ
人工肺(腿の静脈から心臓まで挿入する)・・・サリン事件が開発のキッカケ スタッフは皆若手
この大きさの体内用人工臓器で新陳代謝量の半分をまかなうそう(5〜7日間の暫間使用向き)
「2年後には日本でもこの化学繊維を使用した人工肺を使用し始めるだろう」と言っていました
これだけの大きく充実した施設だが、この地域で1パーセントしか占めていないそうです
ヘルスサイエンス、バイオテクノロジーにかける情熱と取組の姿勢に感心するばかりです
(広報担当準副学長ジョージ・フェッチャー氏 マクガワン研究所にて)
今後の課題として・・・
・医療コストをいかに低く抑えられるか
・優れた医療技術を万人に安く提供していくこと
・全ての人にヘルスサービスを(保険の有無の格差)
・ハイテク医療の開発に費やすコストがGNPの14%を使用
10月30日(水)埼玉新聞 埼玉経済版の掲載記事
浦和・大宮商工会議所 米ピッツバーグ市と産業交流
医療分野で計画 さいたま市と連携 市経済の新たな核に
|