中山きんやのさいたま市議会について

議場にて施政方針を述べる相川市長

―さいたま市議会とは?―

さいたま市議会は、64人の議員で構成される市の最高議決機関です。
議会は、2月、6月、9月、12月に開かれる定例会と、必要に応じて開かれる臨時会があります。

市議会には、内部的な審査機関として、6つの常任委員会(総務、教育市民、環境経済、保健福祉、都市開発、建設水道)が設置され、議案、請願などの審査などを行います。

また、議会の円滑な運営を図るための議会運営委員会や、必要に応じて特定案件を審査、調査するため、特別委員会が設置されます。
 ◎議会の傍聴
  • 本会議…会議当日、受付で住所、氏名などを記入のうえ、傍聴券の交付を受けてください。傍聴席は、一般席84席と報道関係者席があります。
  • 常任委員会…審査当日、午前8時30分から受け付けを行い、1委員会につき5人まで傍聴できます。
 ◎請願・陳情
市政などに対する意見や要望を、請願・陳情として市議会に提出できます。請願書は、市議会議員1人以上の紹介が必要であり、議長あてに1通提出してください。

陳情書には、紹介議員は必要ありません。
提出期限は、議会(定例会)開会の7日前の17時までです。
 ◎「市議会だより」の発行
 「市議会だより」は、議会の活動状況を市民の皆さんに知っていただくために、年4回、全世帯に配布しています。また、目の不自由な方のために「市議会だより・点字版」や「市議会だより・テープ版」を発行しています。
平成13年度

―市議会の役割とは―
 
私たちが暮らすさいたま市を、明るく住みやすいまちにするためには、みんなで話し合い、そこで決められたことを実行していくことが最も望ましいことです。
 しかし、市民全員が集まって、話し合うことは大変難しいので、市民の中から代表者を選びます。それが「市議会議員」と「市長」です。
 市議会は、選挙によって選ばれた市議会議員が集まって、市民生活の中でのいろいろな問題の解決策を考え、市の予算や条例を決めていきます。
 このように市議会は、市政を進めていくうえでの大切な事柄を決める議決機関です。一方、実際の市政を進めていくのは市長で、こちらを執行機関といい、両者は、お互いに独立しあった立場にあって協力しながら、よりよい市政を進めていきます。

―市議会の果たすべき役割とは―

 どなたが市長になられても “100%の市長” という人はいません。 だからこそ議会や議員が正常に機能しなければならないと考えます。
 自分や自分のグループの意見が通らないからと反対だけすることや、逆に市長や行政に対して自らが与党宣言をして、“市長の提案は100%OK” というのは、とても正常な議会の姿であるとは思えません。 “反対だけの立場” “賛成だけの立場” それは裏返しの論理で、他者の意見を寄せ付けないということと同じです。
 賛成することが悪いのではなく、市長提案や条例に対して、議員としての思考をストップさせることが悪いのです。
 議会には委員会や本会議という 「討論」 の場があります。 これは採決をする前に、その賛成や反対の意見を述べることが出来る大切な場であります。 議員の中には、その 「討論」 の原稿を行政側に作ってもらい、それを丸読みしているだけという方もおり、これがまさに思考をストップさせているということなのです(漢字の読み間違えも多い)。
こういった議員は市民や応援してくれた人々にいったいどう説明するのでしょうか。
 「是は是であり、非は非である」 に徹するべきで、議論のための議論を是としません。


 市議会の概要〜常任委員会・特別委員会について