会派視察研修の巻
広島県広島市〜岡山県高梁市
2001.8.30〜2001.9.1

第1日目
羽田空港〜広島空港
 
チビッ子憧れのポケモンジェット        横9列座席の大きな飛行機でした

「第23回自由民主党政令指定都市議会議員連盟の総会」
 
13番目の政令市となるであろう「さいたま市」の議会代表として出席しました〜
オブザーバーですから席はもちろん一番後ろ!野中衆議院の講演がありました

 
総会後の懇親会のスナップ(広島の議長、事務局長)  またマイク握って〜

2日目
広島市役所

 
世界遺産の1つ「原爆ドーム」       政令市制度と区役所機能について研修


昼食後の列車待ちのスナップ
広島〜岡山〜高梁


高梁市商工会議所

城下町 岡山県 高梁市に到着

駅の改札を出るととても懐かしい香りがした
それは「薪を燃やす匂い」〜故郷の香りだ〜

   
高梁のまちづくりを熱く語る土井氏を囲んで勉強会


JRとタイアップ企画で人を呼ぶ
なんと大阪から12700円で鮎のフルコース


        
★人口減少と町の衰退に取り組んできた地元住民の奮闘努力の物語★
高梁地域づくり交流会幹事土井富弘氏は熱く語る・・・
Uターン組で魚屋を継いだが、人口は流出していくばかり。商売をしていくにはまず自分の町を知らなければならないと考え、地域の消防団やPTAなどに入った。
そのころ皆でどうやって町を活性化したら良いかということで青年経済協議会が発足し勉強会を始めた。
まず大人が地域の良さに目を向け、子どもも地域に目を向けるような運動の展開をすること。
人が来て人を育てるをテーマに大学の教授の知恵を借りながら「高梁はやはり歴史と文化が強み」であり備中松山城、山中鹿之介の墓、重要文化財の薬師院本堂、武家屋敷、それに高梁川がある。併せて地元主導型で大型店の誘致を行った。
また、12年前には4年制大学が開校した。5000人近い若者が住む町となる。
高梁のまちづくり団体は、地域づくり交流会、商工会議所、商工会議所青年部、青年会議所、青年経済協議会、商店街振興組合、商店会連合会など、これらの団体が密接な連携を取り合いながらフォーラム、サミット、ガーデンコンサート、シンポジウム、各種事業の展開などを次々に展開した結果、町は流出から流入に変った。町づくりは活動すれば確実に変ることを証明している。
都市間競争の中で、町の特色を全市民が言えるようになること。小さくとも輝いているまちに。
地方に暮らす安心感とは、イベントに何万人も集められなくとも、少数ではあるが打てば響くような、ツーといえばカーという、同じ気持ちを持つ仲間たちとの強い絆ではないか。

元政令指定都市推進協議会会長 鶴崎講師を囲んで若きサムライたちと
 

夜の部の交流会の前に、地元のケーブルテレビの取材を受けながら、鶴崎氏を
講師に高梁まちづくり塾メンバーと都市合併についての勉強会が開催されました

    

 
中央が商議所の遠藤氏

高梁市には、他の市町村を含めた青年会議所と商工会議所青年部
そして青年経済協議会のメンバーが、わが町、わが故郷を想い熱く
活動していました  私はたくさんの刺激をいただいて帰ってきました


     
鮎のフルコースをご馳走になりました     魚富の主人でもある土井氏

3日目
高梁市市内〜岡山空港〜羽田

    
天守閣が現存する唯一の山城として日本一高い所にある「備中松山城」(標高430M)
城下町が一望できる


早朝より登城に挑戦した方々

  
山際に沿って砦のように連なる寺院群は、頑丈な石組で高い石垣を築き、城のように
白塗りの壁をめぐらしてある          「かつて寺院群は城下町を守る砦だった」


小堀遠州代官が作庭した「頼久寺(らいきゅうじ)」の禅院式枯山水蓬莱庭園は
見事な借景…この景観を守るために3M以上の建物は建てられなくなっている
★茶会やガーデンコンサートが企画開催されている★


武家屋敷のある「石火矢町(いしびや)」

  
武家屋敷の土塀が続く町並み      映画”男はつらいよ”で撮影された岡村邸

  
高梁キリスト教会堂              商家資料館の「池上邸」

お世話になりました皆さん本当にありがとうございました

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